Re:最上さんと
そんなはずはありません。
私など、歌もダンスも、
最上さんに及ばない……半端者ではありませんか。
それが、憧れの対象などと。
たしかに、お衣装や着物の知識だけなら、
少しは語る口もあるかと思いますが……
ただ、それだけのこと。
とても、憧れだなんて……身に余ります。
ですが……
もし、ほんの少しでも、
私に憧れてくれていたとしたら……
あの最上さんが、私に……
……。
危ないところでした。
そもそも、単なる貴方の想像ではありませんか。
私は自惚れたりはしません。
よりいっそう姿勢を正し、年上として胸を張れる、
立派なアイドルにならなくてはいけません。
改めて、身が引き締まりました。
白石紬