1
~~♪
あ……、お疲れ様です、プロデューサー。
2
お疲れ千早!
新しい衣装、気に入ってもらえたみたいだな。
3
はい……不思議ですね。自分では、あまり衣装に
こだわりがある方ではないと思っていたのですが。
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俺もそう思ってたからこそ、嬉しいんだ。
まさか鼻歌まで歌ってくれるなんてな!
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っ、プロデューサー?
もしかして、ずっと後ろで聞いてたんですか?
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え? いや、ずっとは聞いてないけど、
一瞬前くらいから聞いていた……かな?
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そうですか……すみません、プロデューサー。
浮わついた姿をお見せしてしまって。……くっ。
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そんな、気にしなくても……。
新しい衣装を着て喜ぶなんて、みんな普通のことだぞ?
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ですが、それなりに経験のある私がそんなことでは、
あまりいいお手本にはならないかと。
11
(もっとお手本にならない先輩が、
たくさんいるような気もするが……)
12
大丈夫だよ。千早はむしろ、浮かれてくれた方が
いいお手本になるから。
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つまり、普段から千早みたいに、
真面目にレッスンに励んでいれば……。
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たまに浮かれるくらい楽しく過ごせる上、アイドルと
しても千早並みにステップアップできる、となるだろ?
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ならないかな……。
わりとスジが通ってると思ったんだけど。
19
わりと……。わかりました。
ではプロデューサーのご指導に従って……。
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たまには気を緩めて、浮かれることにします。
……衣装、本当にありがとうございました。
21
(そっと確かめるように、生地に手を添えている。
この衣装、千早の魅力を予想以上に引きだせるかもな)