(律子の、新しい衣装のフィッティング中。 キリッとした、シャープな印象が魅力的な衣装だ)
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(律子の、新しい衣装のフィッティング中。
キリッとした、シャープな印象が魅力的な衣装だ)
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こう……気が引き締まりますね。
自然と背筋が伸びてしまうというか。
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それに、このシックな雰囲気がとても痺れます。
有能そうな感じで、素敵ですよね。
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そうだな。なんというか……
溢れでる強さをひしひし感じるというか。
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溢れでる、強さ……。プロデューサー、
もしかして、私に圧があるって言いたいんですか?
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ち、違うよ!
『仕事できそうな雰囲気』というか、その……!
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ふふ、わかってますよ。この衣装においては
「圧がある」も、立派な褒め言葉だって。
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それに、ドラマでも着用する衣装ですからね。
犯人より強そうに見えないと、逆に困ります。
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確かに、そうだな。律子の役は助手として、探偵の
美希を手の上で転が……サポートする役だったな。
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ええ。台本を読みましたけど、なんだか普段と
変わらな……。いえ、きっと私の気のせいですね。
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あはは……。まあ、律子が助手をしてくれたら
今以上にせっつかれて、仕事のペースが上がりそうだ。
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ふむふむ、なるほど……。
そういうことなら、ちょっと試したくなりますね。
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演技の練習にもなりますし。この衣装のまま、
隣で監視……いえ、お仕事を手伝いましょうか?
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えっ!? いや、今のはほんの冗談というか……。
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だって、効率が上がるんですよね?
なら、いいこと尽くめじゃないですか!
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私は本番に向けて、良い練習ができる。
プロデューサーはお仕事が進む。……ね♪
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そういえば、机の上に書類が溜まってましたね。
あれの提出締切……いつでしたっけ~?
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うっ……今日中だな。定時内はやることがいっぱいで。
それが終わり次第……。
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はい、決まりですね! 安心してください。
終わるまで、隣でじっくり見ててあげますから!
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そ、そこまでしてくれなくても大丈夫だ!
一人でもできるし、律子もスケジュールが……。
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私は問題ありません。プロデューサーの
面倒をみる時間くらいはあります。
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行きましょうか、プロデューサー殿。
しっかり監視……いやいや、サポートしますね♪