あら、プロデューサーさん。 やっと……私に会いに来てくださったんですね?
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あら、プロデューサーさん。
やっと……私に会いに来てくださったんですね?
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やっと……? えっと、あずささんに、
新しい衣装の着心地なんかを聞こうかと……。
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嬉しいです。この衣装、とても気に入っていて、
早く一緒に、見ていただきたかったから……うふふ♪
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(な、なんだ?
今日のあずささん……妙に距離感が近いような)
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ふたりとも同じことを考えていたなんて、
なんだか運命的ですね。そう思いませんか?
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運命というか、スケジュール通りだと……。
えっと、あずささん、どうしちゃったんですか?
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え? ……あ! やだ、私ったら……。
戸惑わせてしまいましたね。ごめんなさい……。
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いえ、大丈夫ですけど……今日のあずささんは、
なんというか、とっても色っぽい感じがします。
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多分、この格好のせいです。ほら、この衣装って、
とってもムーディーで魅力的じゃないですか。
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大人っぽくって、魅惑的で……袖を通した瞬間、
胸がキュンってなってしまって。
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衣装に見合った、もっと大人っぽい私に……なんて、
ちょっと背伸びしてしまったのかも……。
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なるほど、そうでしたか。あんまり色っぽいから、
思わず魅了されてしまいましたよ。
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まあ、プロデューサーさんたらお上手ですね。
けど、少しだけ安心しました。
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自分で言うのもなんですけど、私ってたまに、
子どもっぽいときもあるじゃないですか……。
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あはは、そうですね。時々、あずささんは
少女のようだなって思うことがあります。
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少女という年齢でもないんですけどね……。でも、
こんな大人びた衣装を着こなせるか心配で……。
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その点に関しては、なにも心配いりませんよ。
だって、俺が大人っぽいと感じたほどですから。
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いつもあずささんを側で見ている俺が、その姿を
見て、真っ先に抱いた感想です。信じてください。
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まあ、どうしましょう。プロデューサーさんに
そんな風に言われたら私、照れてしまいます……。
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でも、その通りかもしれませんね。これからは
もう少し自信を持って、見せていこうと思います。
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私にだって、情熱的で大人っぽい
雰囲気も出せるんだぞ、って……。うふふ♪