(翼がプロデュースした服が完成した。 翼本人はすごく気に入ってたみたいだ……)
1
(翼がプロデュースした服が完成した。
翼本人はすごく気に入ってたみたいだ……)
2
プロデューサーさん!
なにか言うことありませんか? ……チラッ。
3
ん? 何かって……あっ。
そういえば、その服。最近よく着てくるな?
4
だって、わたしがデザインした服だもん♪
それで……どうですか? 今日のわたし!
5
ああ。今日もよく似合ってるよ。オシャレにまとまって
て、大人っぽくて……。やっぱり翼はセンスがいいな。
6
……! えへへ、ありがとうございまーす♪
やっぱり、今日も着てきてよかったー。
7
プロデューサーさんも褒めてくれるし、
歩いてるだけで注目してもらえるし……。
9
確か、服を考える時に決めたコンセプトは『モテモテ
ハッピーライフをエンジョイする』だったな?
10
はいっ♪ 高校生のモデルさんとか、大人のお姉さん
たちみたいに、みんなの視線を釘付けにしたいなって。
11
ほんとは、わたしだけの服にしたいんですけど……。
そうならないですよね~?
12
ははっ、そうだな。ブランドさんで予約もはじまったし
数ヶ月もすれば、色んな人が着るようになるな。
13
そっか……。
じゃあ、わたしが着れるのも今だけですね。
15
どうしてって……。他の子が着るようになったら、
特別な服って感じじゃなくなるじゃないですか?
16
そしたら、みんなに注目されなくなって……
モテモテハッピーライフも終わっちゃう~!
17
ううっ……。お仕事だってわかってるし、みんなにも
着てほしいですけど……! なんかヤダな……。
18
うーん、そんなことないと思うよ。
だって翼が、翼自身に似合うようにって考えたんだ。
19
他人が着たとしても、一番魅力的に着こなせるのは
やっぱり翼しかいないんじゃないかな。
20
プロデューサーさん……。
もしかして、わたしのこと……大好き?
21
えっ!? いや、まあ……担当アイドルのことを
よくわかってないと仕事にならないからな。あはは。
22
……なんかはぐらかされた気がする。でも、
うれしい言葉をもらったし、許してあげます♪
23
よーし、『モテモテハッピーライフ』を目指して
今日もがんばりまーす♪