MLTD Archive(β)

(今日は、とある雑誌の取材だ。志保がプロデュース した洋服を取り上げたいとのことだが……)

音声再生は内部プレビュー専用です。本文はどなたでも閲覧できます。

1
(今日は、とある雑誌の取材だ。志保がプロデュース した洋服を取り上げたいとのことだが……)
2
どんなこと話そうかな……ふふっ。
3
お疲れさま、志保。 なんだかご機嫌だな。
4
え、あっ……プロデューサーさん! いつから、そこに……?
5
今、来たところだよ。
6
そ、そうですか。 ……。
7
あの、子供みたいだって思いましたか? 洋服ひとつに浮かれて。
8
そんなことないよ。むしろ、安心した。 それだけ、気に入ったってことだろう?
9
はい。私のイメージにピッタリで…… とても素敵に仕上げていただいて、嬉しかったです。
10
それに……少し憧れてたんです。 自分の考えた服やドレスを、形にしてもらうことに。
11
そうなのか?
12
はい。小さい頃に、絵本に出てくるお姫様の服を 自分も着てみたいと思ったことがあるんです。
13
でも実際に着ることはできないから、 頭の中で想像するしかなくて……。
14
なるほど。 じゃあその服は、志保の理想なんだな。
15
そうですね。素敵だと思う物は、 あの頃から変わっていないと思います。
16
全体の雰囲気とか、スカートの感じとか…… 憧れ続けた、私の理想です。
17
そうか。小さい頃の志保が今の志保を見たら、 きっと喜ぶだろうな。
18
……どうでしょう? 比較する相手は、 絵本のお姫様ですからね。まだまだって言われるかも。
19
はははっ……手厳しいな。
20
でも、それでいいと思います。張り合いも出ますし。 ただ、浮かれて終わるだけじゃなく……。
21
あの頃の私が憧れてしまうような…… そんな自分になれるように、精一杯頑張ります。
22
(その後の取材で、瞳を輝かせて洋服のことを話す志保 の姿があった。志保の理想、もっと叶えてあげたいな)
ホイールで拡大 / ドラッグで移動 / ダブルクリックで等倍ピンチで拡大 / ドラッグで移動