(このみさんがプロデュースした服が完成した。 『試着が終わった』と連絡がきたので行ってみよう)
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(このみさんがプロデュースした服が完成した。
『試着が終わった』と連絡がきたので行ってみよう)
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お疲れ様です、このみさん。
どんな感じに……。
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プロデューサー! やっと来たわね♪
さあ、とくと見なさい、私のアダルティの集大成を♪
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おお! さすがです!
最高に大人っぽくて、素晴らしいと思います。
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ふふん、そうよね♪ 劇場で一番のお姉さんとしては
こういうお仕事も、バッチリ決めなくちゃ♪
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はい! 小物の使い方が絶妙ですね。
シルエットもシュッとしてて、特に……ええと……。
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はっきり言っていいわよ。
いつもより背が高く見えるって言いたいんでしょ?
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すみません、身長のこと、気にしているかなと……。
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ふふっ、そうね。
身長の話題は、私の中でも大きな問題だものね。
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……プロデューサー、
実はね、最初……このお仕事は断ろうと思ってたの。
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ええ。だって服を作るとなると……どうしても
自分の体型に向きあわなくちゃいけないでしょ?
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開き直ってたつもりだけど、数字で見ちゃうとね。
だから、あまり気は進まなかったの……。
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でも、今の自分と向き合って、こうも思ったの……。
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世の中には、私のように小柄だけど
アダルティでいたい女の子がいるんじゃないか、って。
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……そうですね。理想のスタイルとのギャップに
悩む女性は多いと聞きます。
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でしょ? もし同じような悩みを抱えてる人がいるなら
このお仕事をやる意味があるんじゃないのかなって。
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だからお仕事、引き受けることにしたの。だって、
悩める女の子がいるなら、放っておけないじゃない♪
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ははっ。
なんだか、このみさんらしくて安心しました。
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そう? 私がそうしてもらったみたいに、この服が
誰かの背中を押してあげられたらって思っただけよ。
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誰かさんのおかげで、私も色々挑戦しなきゃって。
そう思えるようになったから……ね♪
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(このみさんの優しさと思いが詰まった一着だ。
多くの人に届くように、俺も宣伝を頑張らないとな!)