お疲れさま、のり子。衣装の試着中か。 うん。すごく似合ってて、カワイ……。
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お疲れさま、のり子。衣装の試着中か。
うん。すごく似合ってて、カワイ……。
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ちょ、ちょっと待ってプロデューサー!
ストップ、ストーップ!!
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不意打ちはダメだってば! ボクシングだって
プロレスだって、ゴングが鳴ってから試合開始だよ!?
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今、カワイイって言おうとしたでしょ!
それ、不意打ちのドロップキックみたいなものだから!
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ノーガードでいきなり食らったら、
一発KOもありえるくらい危ない技なんだからね!
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要するに、照れるって事か? のり子も立派な
アイドルだし、そろそろ慣れてほしいんだけど……。
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アタシだって、すこしは慣れたつもりだし。
わかってる、わかってるんだけどさ~!
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今日みたいな、こんなカワイイ衣装だって、
似合うかも?って思えるようになったし……。
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うーん、そうか。もう少し場数を踏めば……
よし、のり子。特訓しよう!
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特訓?
何か、イヤな予感がするんだけど……。
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今からのり子にカワイイって言うから、慣れてくれ。
場数を踏むんだ!
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えええええっ!?
し、仕方ないなぁ……うう……。
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それじゃ早速行くぞ! ……のり子、カワイイな!
その衣装、完ぺきな着こなしだ!
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うっ……ま、まだまだっ!
こんなもんじゃ、アタシは倒れ……いや、照れないよ!
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劇場に、のり子っていう最高に
カワイイアイドルがいるって、話題になってしまうな!
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こんなにも可能性と魅力が詰まったアイドルを
担当できて、俺は幸せだ! ありがとう、のり子!
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う、うぅ……うわーっ!
アタシ、アタシ……もうダメーっ!!
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ああっ!? プロデューサー、ゴメン!
思わず手が……だ、大丈夫っ!?
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いや、鋭い掌底だった……。
今まで経験した事がないくらい、強烈だったよ。
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ほ、本当にゴメンね……
だってプロデューサーが……ううっ。
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(照れるのり子も……いや、やめておこう。
言ったら、今度こそ一発KOされてしまいそうだ……)