(仕事も一段落したし、ちょっと休憩を入れよう。 えーっと、何を飲もうかな……)
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(仕事も一段落したし、ちょっと休憩を入れよう。
えーっと、何を飲もうかな……)
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失礼します。……あ、お疲れさまです。
プロデューサー。
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はい。今日はオフ。休みを満喫する日……
でしたが、台本を忘れたことに気づいてしまいました。
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こうして、遠路はるばる取りにきたというわけです。
……うっかりだぞ、瑞希。
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そうだったのか。せっかく寒空の中、来たんだ。
ホットショコラでもごちそうしようか。
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いいんですか? 『棚からぼたもち』ならぬ、
『劇場からホットショコラ』です。……ラッキー。
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ごちそうさまでした。……おや? そんなに見つめて、
どうかしましたか? まさか私に告白を……ぽっ。
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告白ではないが……私服姿が新鮮だと思ったんだよ。
普段は制服を着てることが多いから。
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おお。よくぞお気づきで。
ここまで何も反応がなかったので、ドキドキしました。
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もしかしたら、プロデューサーがいるかも
しれないと気づき、渾身の一着を着てみました。
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なるほど。瑞希なりに気合いの入った服なんだな。
髪型も相まって、とってもカワイイよ。
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ありがとうございます。さすが店員さんのお墨つき。
喜んでいただけたようで、私も嬉しいです。
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でも、そんなにストレートに褒められるとは思わず。
……テレテレ。
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なあ、瑞希。今後の衣装の参考にしたいから、
もう少し服のことを聞いてもいいか?
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はい、もちろんです。プロデューサーも、
もっと詳しく感想を聞かせてください。
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恥ずかしさもありますが、私も参考にしたいです。
……ワクワク。
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ああ、わかったよ。
その前に、ホットショコラのおかわりはどうだ?
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はい、いただきます。……ふふ。
今日はツイてないと思っていましたが、大逆転です。
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ありがとうございます、プロデューサー。
おかげで、最高のオフになりそうです。