(瑞希の新しい衣装が完成。試着をしてもらった。 どことなく、いつもより自信ありげに見える)
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(瑞希の新しい衣装が完成。試着をしてもらった。
どことなく、いつもより自信ありげに見える)
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プロデューサー、ありがとうございます。
クールで素敵でカッコいい衣装ですね……うっとり。
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ああ、そうだな。その衣装でステージに立ったら、
瑞希のクールさに磨きがかかりそうだな!
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はい、私もそう思います。
一日も早く、ファンの皆さんにお見せしたいです。
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この衣装なら、みなさんも喜んでくれると思います。
あとは私が最高のステージを……
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最高の……ステージ……ふふっ。
はっ。プロデューサー、大変です。
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この衣装でパフォーマンスする姿を想像すると、
クールな表情が保てません。……ピンチだぞ、瑞希。
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今の私には、この衣装は早すぎたかもしれません。
残念ですが、半年ほど表情筋の修業をしてから……。
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ちょ、ちょっと待った! どこからツッコめばいいか
わからないけど……とりあえず、落ち着こう。
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わかりました。……スー、ハー。
はい、落ち着きました。
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よかった……。
それで、どうしてまだ早いなんて思ったんだ?
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みなさんの喜ぶ姿を思い浮かべたら、つい頬が……。
これでは、最高の状態で見てもらうことができません。
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表情が崩れるから、修行をしてからって思ったのか。
なるほど……。でも心配しなくてもいいと思う。
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『クール』というと、落ち着いてたり、冷静な人が
多いと思うけど、瑞希は存在そのものがクールだ!
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ああ。それに、カッコいいという意味もあるしな。
今のままでも十分、瑞希はクールだと思うよ。
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ありがとうございます。まさか私が、
そのような存在になっていたなんて。ビックリだぞ。
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私がクールですか……。プロデューサーの
期待に応えなければいけませんね。……キリッ。
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ああ、楽しみにしてるよ。瑞希なら、きっと
クールのその先も目指せると思うんだ。
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クールの先……。目標は高ければ高いほど、挑み甲斐が
あるというもの。頑張ります。……めらめら。
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はっ、思わず熱くなってしまいました。
クールに……クールに……。