1
おーい、莉緒。
衣装のフィッティングはどうだ?
2
えっ、プロデューサーくん!?
やだ、ちょっと、来るのが早いわよ~!
4
こっちにも色々と、計画があったのに……。
全部台無しじゃない、もう。
5
着替え終わった瞬間に来ちゃうなんて、
タイミングがいいんだか、悪いんだか……ふう。
7
あのね! これって
ハロウィンの魔女をイメージした衣装でしょ?
8
これは、ホラーとセクシーを
両立させるチャンスかもって思ったのよ。
10
そう! ホラーとセクシーって、
どっちも胸がドキドキするでしょ?
11
つまり、吊り橋効果よ! ホラーのドキドキを、
恋愛のドキドキと勘違いしちゃうっていう、アレ。
12
だから隠れておいて、プロデューサーくんを
驚かせようと思ってたの。実験よ、実験。
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そうやってドキッとした後で、セクシーな私を
見たら、メロメロになるんじゃないかって。
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なのにプロデューサーくん、早く
来ちゃうんだもの……隠れる暇がなかったじゃない!
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あ、うん……なんかゴメンな。
でも、早く莉緒の新しい衣装が見たかったんだ。
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えっ……! プロデューサーくん……
も、もう、そんなこと言うのズルいわよ~。
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そんなにガマンできなかったの? ウフフ……♪
それで? 私の新しい衣装はどう?
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うん、急いだ甲斐があったよ。
良く似合ってる……髪型も変えたんだな。
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そうそう、そうなの!
いつもと違う方が、ドキッとするかと思って。
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ああ、ドキッとしたよ。
吊り橋効果なんてなくても、じゅうぶんだと思う!
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ウフフフ……わかったわ。
とりあえず、私の魅力だけで勝負するわね。
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でも、まだ諦めてないんだから。今度は、
一緒に考えてね? みんなをドキッとさせる方法!
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(このセクシーへの探究心は、見上げたものだ。
方向を間違えないように、見守っていかないとな)