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(今朝は何となく、早く目が覚めてしまった……。
こんな日は、いっそ早朝出勤で頑張ろう!)
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あれ? おはよう、雪歩。こんな朝早くから劇場に来る
なんて……あ、次の公演は雪歩も出るんだっけ。
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はい、それで朝練させてもらおうと思って……。私、
ちゃんと練習しないと、まだまだダメダメですから。
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ダメダメ、でもないと思うけどな。
この前の受付嬢の仕事も、評判よかったじゃないか?
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あのお仕事も、すごく練習しましたから……。
家のお弟子さん達に、お客さん役になってもらって。
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でも、プロデューサーも早いですよね?
てっきり、今朝は私が一番かなって思ってたのに……。
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えへへ、びっくりしましたぁ。
いつもこんなに早いんですか?
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いや、今日はたまたまかな。
なんとなく目が覚めたから、そのまま出てきただけで。
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え? ああ、そういえば食べてないか。
まあ、よくあることだよ。
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よくあるのはダメですよぉ。お仕事のせいで、
時間が無いんだって思いますけど……。
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一日は、おいしい朝ごはんから始まるって言いますし。
お仕事のためにも、しっかり食べてくださいね?
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はは、そうだな。ごめんごめん。
雪歩の言うとおりだよ。
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バリバリ働いて、みんなをしっかりプロデュースする
ためにも、朝ごはんはちゃんと食べないとな!
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え!? あっ、私は別に、プロデューサーに
もっと働いてって言いたかったわけじゃなくて~!
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で、でもでも、今のはそう聞こえちゃうかも……!
うう、朝からこんなヒドイこと言うなんて……。
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こんな私は、劇場横の土手に
穴掘って埋まってますぅ~!
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あっ、待ってくれ雪歩!
俺もそんなつもりじゃ……雪歩ー!