1
(ドラマの撮影が近づいて、緊張感が増してきた。
もう台本も、みんなの手元に渡っている……)
2
「わあっ!? おっきなぬいぐるみ!
名前はあるんですか? ……ヴェ、ヴェロ……?」
5
あっ、プロデューサー!
お疲れさまですー! どうしたんですか?
6
お疲れさま。やよいの声が聞こえたから、
様子を見に来たんだ。台本を読んでたのか?
7
はい! 今日からレッスンなんですけど、
早く着いたので。聞いてください!
8
「私、何の取り柄もない、普通の女の子だけど……
もっともっと、みんなの役に立ちたいなーって!」
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おおっ、完璧みたいだな!
しかも、もう台本も持ってないのか。
11
そうなんですよー! 私、いつもはセリフを覚えるの、
ちょっと苦手なんですけど……。
12
今回はすっごく覚えやすくて!
するするーって頭に入ってきちゃったんです。
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すごいじゃないか。やよいのキャラに合わせた
当て書きだったのがよかったのかな?
14
うーん? そうなのかも!
私、物語の中の私のこと、わかる気がするんです。
15
大変な目にあったりするのに、ずっとニコニコしてて
……それは、じんぞーししょ?だからなんですけど。
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でも、本人は楽しんでたりとか……そういうところ、
ちょっとだけ似てるなーって思うんです!
17
なるほど……キャラクター理解ができてるんだな。
この分だったら、本番も楽しみだ!
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はい! 手ごたえばっちりです!
期待しててくださいね、プロデューサー!
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(撮影に、ステージに……ハードなスケジュール
だけど、やよいの屈託なさに助けられることも多い)
20
(この分なら、何の問題もなさそうだ。
言われなくても、本番を楽しみにしているぞ!)