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(とある夏祭りの宣伝ポスターに
真が抜擢された! 今日はその撮影日だ)
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プロデューサー、お疲れさまです!
少し休憩だそうです。
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はい! ……それにしても撮影セット、
すごいですよね。特に風鈴の屋台が。
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本格的だよな。まるでスタジオで、
本物のお祭りをやってるみたいで。
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数えきれないくらいの風鈴……ボクがちょっと動く
だけでも風が起こって、ちりんちりーんって鳴って。
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ああ。セットの外まで良く聴こえたよ。
涼しげで心地よい音だよな。
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ですよね。なんだか『夏の音!』って感じで、
ボク、好きだなぁ……。
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夏の音か。……蝉の鳴く音、波の音、通り雨の音、
夜になれば花火の音……そして蚊の羽音。
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えーっ。あはは、最後のはちょっと違いませんか、
プロデューサー?
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うーん……ああいう夏の音の風鈴、
できればボクのうちにも欲しいなぁ。
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はい。別にダメとかじゃないんですけど。
父さんがあまり興味ないのか、今はないですね。
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でも、何かのお土産ってことなら、ひとつくらい
アリかも。母さんも喜びそうだし、父さんも案外……?
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そうだな。もしひとつお土産にってことなら
バッチリいいもの選びたいよな。ひとつだし。
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ああっ、たしかに! どうしよう?
色とか柄とか、メチャクチャ迷っちゃいますよボク!
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ホントですか? じゃあ今度、本物の風鈴まつり、
一緒に行きましょう。絶対ですよ!
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そこでボクに一番似合いそうなやつ、
プロデューサーが決めちゃってくださいっ。
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まかせてくれ! ……あれ? いつの間にか
俺がプレゼントするような話になってる……?
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プロデューサーの判断、楽しみにしてます
からね。責任を持って選んで欲しいです! へへっ♪