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(今日は天体公演『ルナ』のリハーサルだ。
真が着替えるなりどこかに出て行ったが……)
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真、リハの開始はまだ時間あるけど……
客席で何してるんだ?
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プロデューサー。
客席からステージがどう見えるのか、見てたんです。
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まあ、この辺が一番後ろだし。
こうしてみると、少し距離があるよな。
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でも、ここにいる人達にも、
ボク達『ルナ』の光を届けなくちゃ……。
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なんて、ちょっと思ったんですよね! ほら、この
公演って、いろんな公演と繋がってるじゃないですか。
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『ソル』、それに『BlueMoon Harmony』。
そして『STARDOM ROAD』。
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そういう全部を隅々まで、しっかり照らし出すために。
それが『ルナ』の役目、ですよね?
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……ああ。チケットは完売、本番はここまでお客さんで
いっぱいだ。みんなが真達を見に来る。
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その、最後列のひとりまで、輝きで照らすのが
『ルナ』だ。頼んだぞ。
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ええ、やってやりますよ! 気合い十分です。
必ずあのステージから、ここまで……
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響ですよ。こんなに離れてるのに、
すぐにあそこにいるってわかりました。
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それだけ目立つんですよね、響って。
まさに『ルナ』じゃないですか。
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なるほど……。じゃあ、真もまさに
『ルナ』だから大丈夫だよ。
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おっと、リハが始まるから本当に急がないと。
ほら、急いで急いで!
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ええっ、行きますけど~!
教えてくれたっていいじゃないですかぁ!
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帰りながら話すって。まず、俺がどうして
真がここにいると分かったか、という所からな。
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え? それは……、ん?
……あ……、へへっ、なるほどです!