MLTD Archive(β)

麗しきエルディスト 四条貴音

音声再生は内部プレビュー専用です。本文はどなたでも閲覧できます。

1
(京都でのキャンペーンガールの仕事を終えた 貴音と一緒に、劇場近くの駅まで帰り着いた)
2
ふう、京都も風情があったけど、やっぱり劇場の 近くまで来ると、帰って来たって感じがするな!
3
はい……不思議なものですね。京の都で育った私も、 旅を終えた今は、そのように感じます。
4
それにつけても、この度の仕事をいただけたこと、 真、感謝しております。ありがとうございました。
5
ん? 俺がお礼を言われることじゃないよ。 先方から貴音にオファーがあったんだし。
6
それでも、このようなご縁をいただけたのは、 プロデューサーのお力添えがあればこそ。
7
おかげ様で、懐かしい思い出の数々に触れることが できました。風情ある街並みに、あたたかな人々……。
8
貴音は京都で育ったんだよな。 やっぱり、来るべくして来た仕事だったと思うよ。
9
あ、そういえば、空き時間に出かけていたけど…… ちゃんと京都の家の人には無事に会えたのか?
10
はい! 久方ぶりに、じいやにも会えて。 わずかな時間でしたが……。
11
幼き頃のように、四条の家の周りを歩きながら、 語らいを楽しむことができました。
12
昔はじいやに手を引かれて歩いていた道を、 今は、私がじいやの手を引いて……。
13
……よかったな。 よし、また京都での仕事がないか探しておくよ。
14
…………。
15
お心遣いはありがたいのですが…… またしばらくは、会わない方がよいかと。
16
過去の思い出は、あたたかいものですが…… 心を弱め、足を止める元にもなりかねないかと。
17
そうか? ……無理にとは言わないけど、 ただ、余計な心配はしなくていいからな?
18
余計……ですか?
19
うん。もし仮に、貴音が足を止めても…… 誰かが手を引けば、きっと大丈夫だから。
20
まあ……。ふふっ、ありがとうございます。 確かに、仰る通りかもしれません。
21
それでは私も、これから気を付けて参ります。 そのどなたかを……決して、見失わぬように……。
ホイールで拡大 / ドラッグで移動 / ダブルクリックで等倍ピンチで拡大 / ドラッグで移動