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(今日はPV撮影! 貴音が扮する聖夜の妖精が、
空を飛びながら光を降らせる……そんなイメージだ)
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プロデューサー、お疲れ様です。
衣装も、気構えも……私の準備は、万全です。
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くりすますは、誰にとっても大切な日……。
必ずや、最高のPVにしてみせましょう。
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おお、お疲れさま!
ずいぶん気合いが入っているみたいだけど……。
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うーん……ゴメンな。
機材トラブルで、もうちょっとかかりそうなんだ。
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いえ、待つのは得意ですから。それに……ふふ。
あなた様と一緒ならば、待つ時間も楽しいものです。
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思えばこれまでも、ステージ前や出番待ちの間、
幾度となく、ふたりで過ごして参りましたね。
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ああ、そうだな……そう聞くと、スケジューリングが
下手みたいで、申し訳ない気分になるけど。
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まあ……ふふ。そんなつもりはまったく。
何でもない時間が、ありがたいというだけです。
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こうして、街並みを眺めているだけでも、
なにやら心浮き立つような……おや? ふむ……。
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……。いえ、ふと気になったのですが。
くりすますつりーのことで。
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なぜ頂上に、決まって星を飾るのでしょう?
プロデューサーは、由来をご存知ですか?
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え? うーん……どうしてなんだろうな。
そういうものだと思ってたよ。
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確か……『ツリートップ』とか、『トップスター』
って呼ばれるって、どっかで見たっけ。
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とっぷすたぁ……。それは、
頂点に立つアイドルと、同じ響きですね。
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ああ、言われてみれば……。
一番輝くアイドルも、そう呼ばれることがあるな。
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なるほど……一番輝く、アイドル。
そう聞くと、身が引き締まる思いがいたしますね。
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よいでしょう。私は今はまだ、
つりーを飾る、おーなめんとのひとつ……ですが。
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いつか必ずや、輝いてみせましょう。
あの、とっぷすたぁのように……!
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はは。なんだか、ますます気合いが入ったみたいだな!
そのままの調子で、よろしく頼むよ。
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ふふっ、そうですね。感謝いたします。本日の撮影、
一層、昂った気持ちで臨むことができそうです……。
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どの飾りにも負けぬよう、精一杯輝いてみせます。
どうか見ていてくださいませ……あなた様。
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(物静かなようでいて、貴音の心には、この寒さを
吹き飛ばすほどの熱意が秘められている……)
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(きっとこのPVは、貴音のファンにとって、
最高のプレゼントになることだろう!)