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紅のひとりごと 四条貴音

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(貴音がプロデュースした服のPR写真を撮るため、 京都へやってきた)
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やっぱり、京都の街並みは綺麗だな。その服とも マッチしていて、絶好のロケーションだ!
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ふふっ、そう言っていただけるのならば、 この場所を選んだ甲斐があるというものです。
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プロデューサー、改めて感謝いたします。 今日は私のわがままを聞いてくださって。
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ワガママなんて。大事な撮影を、慣れ親しんだ場所で って思う、貴音の気持ちはわかるからな。
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ありがとうございます。ですが、ここを選んだのは、 それだけが理由というわけではないのです。
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そうなのか?
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ええ。私が、このお仕事で意識したのは 『調和』です。
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古きものと、新しきもの……その両方を繋ぐことで 生まれる魅力を、皆に見て欲しいと思ったのです。
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そして、宣伝用の写真を撮ると聞いた時、 真っ先に思い浮かんだのは、この土地でした。
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なるほど。伝統を守りながらも、時代に寄り添った 進化を続ける場所……。この場所はピッタリだな!
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ええ……。 私は、幼い頃より思っていたのです。
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京の都が醸し出す、この美しさは『古』と『今』、 その両立によって生み出されていて……。
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それぞれの良さが、引き立て合い……他にはない 唯一無二の魅力へと繋がっているのではないかと。
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ああ、そうかもしれないな。風情や趣…… 貴音は、そういったところに惹かれたわけだな。
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はい。私がずっと、美しいと感じていたもの…… それを形にしたのが、この服というわけです。
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であればこそ、撮影場所はここしかないと。 プロデューサーにお願いをした次第です。
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素敵な理由だな。貴音の思いがみんなに届くように。 この後の撮影、頑張らないとな!
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ふふっ、ありがとうございます。 皆の記憶に残る、素晴らしい一枚にしてみせましょう。
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では、本番へ挑む前に腹ごしらえはいかがですか? おすすめのお店が、この近くに。さあ、参りましょう♪
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