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(亜美と真美の決闘が起きたりと、波乱の展開もあった
が、状況はすっかり好転し、公演本番が明日に迫った)
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あ、プロデューサーじゃないですか。
こんなところで、どうしたんですか?
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お疲れさま、律子。休憩がてら、
少し風に当たろうかと思って。
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そうですか、お疲れさまです。本当に、
嵐のような勢いで時間が過ぎていきますからね……。
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でも、本番は明日ですよ? 今、そんな
ぬけがらみたいになってて、大丈夫なんですか?
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それはもちろん。本当に、律子が想像以上にラップに
乗り気になってくれたからな。助かってるよ。
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もちろん。やるからには、しっかりやりますよ!
それに……。
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実際にやってみると、思ったよりも楽しいんですよ。
遠慮無しに、本気で感情をぶつけ合えるというか。
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普通に話してたら「どういう意味なのかな」って
考えちゃうことも、直感で受け止められるんですよね。
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なるほど。最初は、亜美と真美の方が乗り気で、
律子は押さえ役になるかと思ってたんだけど……。
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むしろ今回は、律子が、ふたりを
先導してくれた感じだな。ありがとう。
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まぁ、色々ありましたからね。本物のラッパーさん達が
サイファーをしてると思えば、ファンの人だったり。
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たぶん、あの時ですよ。私自身、どうしてこんなに
ラップを楽しめてるのか、ちゃんと理解できたのは。
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こんなに楽しいことを、亜美と真美だけに
やらせるなんて、もったいないですからね。ふふっ。
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そうか。仕事とはいえ、
楽しんでやってもらえるなら、それが一番だよ。
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最初に私達3人のユニットって聞いた時は、
どうなることかと思いましたけど。杞憂でしたね!
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まあ、亜美と真美は決闘?とかしてましたけど……
でも、今回はそれぐらいじゃないですか?
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そうだな。それだけ、ふたりにとってもラップは、
本気で楽しめるものだったのかもしれないな。
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ですね。きっとそれも、明日のステージで、
見られると思いますよ。
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すっかり振り返りみたいな感じですけど、
本番は明日ですからね。むしろここからですよ!
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というわけで。軽く練習に付き合ってもらえませんか?
アップでも、手は抜きませんけどね? YEAH?
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はは……。相手をする分には構わないけど、
そこについては、お手柔らかに頼むよ。
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(本気で楽しむことが、最高の結果へと繋がる……。
本番で律子たちのどんな姿が見れるのか、楽しみだ!)