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(ファンタジードラマに出演が決まった律子と亜利沙。
今は律子の演技を、亜利沙と一緒に見学している)
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『ううっ……ど、どうしよう……このままじゃ、
私たちの住む場所が無くなっちゃう……』
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むむむ……
いい演技でしたが、律子さんなら……。
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ふぅ……。2人とも、つきあってくれてありがとう。
それで……どうだったかしら、今の演技。
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お疲れさま、律子。そうだな……
俺より亜利沙のほうが詳しく話せるんじゃないか?
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ふぇっ!? プロデューサーさん!?
ど、どういうことですか!?
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演技を見てる時、いろいろ呟いてただろ?
律子も、その内容が知りたいんじゃないかなって。
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ええ。そりゃもう、そんなの聞いちゃったら……ねえ。
……教えてくれる? 亜利沙。
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うう、わかりました。……その、律子さんの演技は
ホントに素晴らしくて、ありさも感激しました。
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ケド……律子さんの実力なら、今よりもっと
魅力的に演じられるんじゃないかって……。
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ふむふむ。亜利沙的には、まだまだ弱い……
もっとこの先がありそうだ、と思ったわけね。
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すみません、ありさなんかが偉そうに……! でも
ファンとしては、こんなもんじゃないっていうか……。
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もう、謝る必要はないったら! むしろ、嬉しいわ。
それだけ私の能力を高く評価してくれてるわけでしょ?
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それに、亜利沙『なんか』……じゃないわよ!
亜利沙の見る目は、信用してるんだからね?
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私としても、さっきの演技はまだまだで……もっと
良くしたくて、見てほしいってお願いしたんだから。
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もっと上を求める気持ちは同じ。亜利沙の気持ちも
その見る目も、信頼してるってことだな。
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そういうことです。ということで……亜利沙の感想、
もっと聞かせてもらってもいいかしら?
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普段から、たっぷり私を見てる亜利沙の意見だもの。
貴重な成長の機会として、全部聞かせてちょうだい!
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ま、任せてくださいっ!! ありさの全身全霊を掛けて
律子センパイにお伝えしますよ~!!