音声再生は内部プレビュー専用です。本文はどなたでも閲覧できます。
1
プロデューサーさん。
じつは私、挑戦してみたいことがあって……。
3
はい。私、ときどき道に迷ってしまって……
集合時間に遅れてしまうことがありますよね?
4
ときどき……
いえ、そうですね。あるような気がします。
5
でも、もし車を持っていたら……
スピードが速いので、迷っても間に合うかもって。
6
自分で走ってもいいんですけれど、この前の撮影で見た
スポーツカーを買うのも素敵かな、なんて……うふふ♪
7
な、なるほど……。でも、確かあずささんは、
運転免許を持っていなかったですよね?
8
はい、教習所には通ったんですけれど……
ハンドルを切るのが遅くて、全然ダメで……。
9
でも、そのあと私もアイドルになって、ダンスにも
挑戦してきましたし。今なら、もしかしたら……!
10
いや、待ってくださいあずささん。免許を取れたとし
ても、今度は車ごと迷子になる可能性がありませんか?
11
そうなんです。じつは、そのことで……
プロデューサーさんにお願いが……。
13
はい。もし免許を取れたら、道を覚えるまで……その、
助手席に座って、いろいろ教えていただけませんか?
14
そういうことですか。
なら、お安いご用ですよ。
16
むしろ、座らせてください。アイドルの道案内は、
いつだってプロデューサーの仕事ですから。
17
プロデューサーさん……。
あ、どうしましょう。私ったら……。
18
なんだか、道を覚えない方がいいような気も……。
いえ、ちゃんと覚えようって思ってるんです。でも~。
19
(相反する思いに身をよじらせている……。
困らせるようなこと、言ってしまったかな)