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めぐり逢えた運命 双海亜美

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(公演の準備をしながら、通常業務も行っている。 公演後の予定がどんどん埋まっていくな……)
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真美の仕事が終わるまで、どう時間をつぶすべきか。 控室には鬼グンソー。となると、ターゲットは……。
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SE
バン!
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お前だあああああっっ!!
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お前だー、じゃない。 亜美、なんだこれは。新しい遊びか?
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ううん、ノックの代わりー。兄ちゃんは何してたの? 遊んでた? 亜美が相手してあげてもいいよ♪
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上から目線で人の邪魔をするんじゃない。 こう見えても忙しいんだから。
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え~、どう見ても忙しくないよ~。遊ぼうよ~。 ガッコではやってるボッタくりんゲームでいいから~。
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それが何だかわからないが、やりません。なにしろ みんなの頑張りで、この先の予定も真っ黒だからな!
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おおっ! なんかすごいね、兄ちゃん! もしかして、亜美たちもうすぐトップアイドル?
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そう簡単にはいかないかな。というか、 俺が亜美たちのスピードについていけないかも……。
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兄ちゃんなら何とかなるっしょ! なんなら、 亜美が真美と一緒に兄ちゃんの背中を押してあげる!
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亜美と真美は同じスピードで全力疾走できるから、 たぶん超速いよ♪
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おお、頼もしいな。 それならぐんぐん先に進めそうだ。
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途中で疲れたら交代ね。 兄ちゃんが亜美と真美の背中を押すの!
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……ずっとそのままにはならないよな?
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……。 ならないよ?
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なりそうだな?
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うそうそ、ちゃんとローテーション組むし! 二人三脚、ていうか三人四脚だよね♪
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あれ? 三人だと、足が六本あるよね? ……大変だよ兄ちゃん、誰かの足が二本消えるよ!?
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消えないよ。真ん中の人の足を、二本とも他の人の足と まとめるだろ? だから二本減るんだ。
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あ。……そっか、そういうことかー。 すごいよ兄ちゃん、メッチャかしこい!
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なんか大発見した気がするよ……真美、 仕事終わったかな? ちょっと教えに行ってくるねー!
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(嵐のように訪れた亜美は、嵐のように去っていった。 ……まぁ、頼もしいとは言ったものの……)
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(背中を押すのはアイドルの役目じゃない。 二人の背中をずっと押し続けてやらないと!)
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