1
(公演の準備をしながら、通常業務も行っている。
公演後の予定がどんどん埋まっていくな……)
2
真美の仕事が終わるまで、どう時間をつぶすべきか。
控室には鬼グンソー。となると、ターゲットは……。
5
お前だー、じゃない。
亜美、なんだこれは。新しい遊びか?
6
ううん、ノックの代わりー。兄ちゃんは何してたの?
遊んでた? 亜美が相手してあげてもいいよ♪
7
上から目線で人の邪魔をするんじゃない。
こう見えても忙しいんだから。
8
え~、どう見ても忙しくないよ~。遊ぼうよ~。
ガッコではやってるボッタくりんゲームでいいから~。
9
それが何だかわからないが、やりません。なにしろ
みんなの頑張りで、この先の予定も真っ黒だからな!
10
おおっ! なんかすごいね、兄ちゃん!
もしかして、亜美たちもうすぐトップアイドル?
11
そう簡単にはいかないかな。というか、
俺が亜美たちのスピードについていけないかも……。
12
兄ちゃんなら何とかなるっしょ! なんなら、
亜美が真美と一緒に兄ちゃんの背中を押してあげる!
13
亜美と真美は同じスピードで全力疾走できるから、
たぶん超速いよ♪
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おお、頼もしいな。
それならぐんぐん先に進めそうだ。
15
途中で疲れたら交代ね。
兄ちゃんが亜美と真美の背中を押すの!
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うそうそ、ちゃんとローテーション組むし!
二人三脚、ていうか三人四脚だよね♪
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あれ? 三人だと、足が六本あるよね?
……大変だよ兄ちゃん、誰かの足が二本消えるよ!?
21
消えないよ。真ん中の人の足を、二本とも他の人の足と
まとめるだろ? だから二本減るんだ。
22
あ。……そっか、そういうことかー。
すごいよ兄ちゃん、メッチャかしこい!
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なんか大発見した気がするよ……真美、
仕事終わったかな? ちょっと教えに行ってくるねー!
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(嵐のように訪れた亜美は、嵐のように去っていった。
……まぁ、頼もしいとは言ったものの……)
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(背中を押すのはアイドルの役目じゃない。
二人の背中をずっと押し続けてやらないと!)