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(静香がプロデュースした服の発売に先だって、
ティーン向けの雑誌に載せる写真を撮影している)
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お疲れさま、静香。
予定より早く進んでるし、このままなら……。
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プロデューサー、止まってください!
それ以上、近くに来ないでもらえますか……。
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え? あ、ごめん!
ちょっと近づきすぎたな……気をつけるよ。
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あっ。その、違うんです。プロデューサーに
近づかれるのが、嫌というわけじゃなくて……。
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集中したいというか……。撮影が終わるまでは
ちょっと距離を取っておきたいんです。
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今日はこの服に合わせて、
大人っぽくてカッコいい私でいたいんです。
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そのためには、できるだけ
気を抜かないようにしないといけませんから。
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そうか……。でも、静香はいつもしっかりしてるし、
気を抜いてるイメージはないけどなぁ。
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ええっ! もう忘れたんですか!?
その、えっと……。
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わ、わかってるじゃないですか!
あれ、プロデューサーのせいですからね!
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大事な撮影だから頑張らなきゃって、
今日はいつも以上に気合いを入れてきたんです。
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それなのに、プロデューサーが普段通りで……
つい、気が緩んでしまって……。
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そ、そうだったのか。わかった。
撮影が終わるまでは、静香が集中できるようにするよ。
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ありがとうございます。
私も、理不尽なことを言ってるってわかってます。
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でも雑誌を見た人達に感じてもらいたいんです。
この服のカッコよさを……。
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それをうまく表現できるのは、私だけですから。
最後までやり切りたいんです。
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静香の覚悟はわかった。
今日は静香が納得する写真を撮ろう!
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はい! 私の思いを込めて……
この後も最高の撮影にしてみせます!