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(学園祭ライブから数日。休む間もなく、
琴葉は次の劇場公演への準備に追われている……)
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プロデューサー、お疲れさまです。
レッスンルームの鍵を返しに来ました。
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琴葉、お疲れ様。
今日もずいぶん遅くまで練習してたんだな。
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はい。今回の新曲を、劇場のお客さんの前で
歌うのは、初めてですから。
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私も海美ちゃんも、すごく気合いが入ってるんです。
絶対に、いいステージにしようねって。
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それに、今度の公演には、学園祭を見てくれた
新しいお客さんもいると思うので……。
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そうだな。劇場のファンの人達はもちろん、
新しいお客さんも歓迎しないとだ。
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はい。その人たちに、どんなステージだったら、
よろこんでもらえるかなって考えていて。
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でも結局、いつもどおりの私たちを、ちゃんと
見せたほうがいいんじゃないかってことになりました。
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実行委員のふたりだって、過去の琴葉と海美の
ユニット活動で、ファンになってくれたわけだしな。
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はい、本当にありがたいですよね。
直接そういう話を聞ける機会って、あまりないので。
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ファンレターなんかだと、私を知ったきっかけを
書いてくれる人もいますけど。……あ、そうだ。
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さくなちゃんが、手紙をくれたんです。次の公演、
柚月ちゃんや、好きな人とみんなで観に行きますって。
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そうなのか。
アプローチは、順調ってことかな?
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そうかもしれませんね。
みんなに、楽しい時間を過ごしてもらわなくちゃ。