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(とあるオフの日。琴葉とバレンタインの催事場に
行ってきた。休憩をしようとカフェに入ったが……)
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琴葉、どうかしたか?
なんだか、ボーッとしているみたいだけど。
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えっ? あ……いえ! 何でもありません!
さっきのことを思い出しちゃっただけで……。
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はい。イベントで記念撮影をしてもらった時、
カメラマンさんやスタッフさんに、そ、その……。
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私たちのこと……カップルだと思われてしまって……。
説明しようと思ったんですけど、並んでる人もいて。
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ああ。誤解をとく時間すらなかったな……。
嫌な気持ちにさせちゃったよな。すまなかった。
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ち、違います! 嫌だったわけじゃなくて!
むしろ、嬉しかった……な、なんてっ!
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あはは、今のは気にしないでください。それより、
いいんですか? 記念写真、私がもらっちゃって。
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もちろん。
写真が欲しいって顔に書いてあったからな。
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えっ!? 私、顔に出ちゃってましたか?
ううっ……。
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ふふっ。ありがとうございます。
写真と……あと素敵なフォトフレームも。
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プロデューサーとの特別な思い出が
できたみたいで……嬉しいです。
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琴葉が喜んでくれてよかった。
かなり特別だったからな。
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え、プロデューサーもですか?
かなり特別って……それって、えっと……。
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そのフォトフレーム、バレンタインの限定品だからな!
今しか買えない特別品だ!
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……えっ? フォトフレーム……?
な、なんだ……。
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あ、はい! き、奇遇ですね! 私も、
特別なフォトフレームで嬉しいなって思ってました!
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そうじゃなくても、プロデューサーとの
大事な思い出ですから。ずっと、大切にしますね。