音声再生は内部プレビュー専用です。本文はどなたでも閲覧できます。
1
(グラビア雑誌のタイアップ企画の撮影が始まる。
琴葉のテーマは『イエティ』、下調べも万全のようだ)
2
……プロデューサー。もしも私が
イエティになって、雪山に住むことになったら……。
3
きっと、探すのが大変な場所に住んでいるかも
しれません。それでも、会いに来てくれますか?
4
えっ? そ、そうだな。もちろん琴葉に会いに行くよ。
けど、どうして突然、そんなことを……?
5
それは……イエティのことを調べているうちに
見つかる保証がないんじゃないかと思ったんです。
6
誰にも会いに来てもらえないイエティを想像したら……
なんだか、寂しそうな気がして。
7
でも、プロデューサーが会いに来てくれるなら
……ふふっ。
8
私が演じるイエティは、
毎日楽しみがあるイエティになりますね。
9
なるほど……。だからあの質問だったんだな。
そういうことなら、遭難してでも会いにいかないとな!
10
そ、遭難!? それはダメです!
そうなる前に、必ず私が会いに行きますから……!
11
……あ。えっと、私が、じゃなくて、
私が演じるイエティなら、ですが。
12
ははっ。気持ちは嬉しいけど、住処から離れたら
琴葉も遭難するかもしれないだろう?
13
だからここは、琴葉のプロデューサーとして、
俺が会いに行くよ。
14
プロデューサー……。
わかりました。私、待ってます!
15
すぐに私だとわかってもらえるように、毎日レッスンも
頑張って、可愛くて魅力的に見えるように……。
17
えっ? も、もちろんです! そういう気持ちで演じる
という意気込みで……。私、準備してきます!