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(アイドル達が精霊や妖精になっての撮影が、
そろそろ始まる。恵美の様子はどうかな……?)
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あっ、プロデューサー! いたいた!
ねえねえ、フェアリーランドに行ってみたくない?
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フェアリーランド……?
恵美、いきなりどうしたんだ?
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えっと、ちょっとだけ、お芝居の確認?
ほらアタシ、鳥の精霊役でしょ?
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それで、役作りのためにイメトレ中なの。
お願いプロデューサー、協力して!
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ああ、なるほど……。
俺にできる事なら、手伝うよ。
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ありがと! んじゃ、気を取り直して……。
アタシは、フェアリーランドから来た鳥の精霊ね?
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プロデューサーに助けてもらったアタシは、
お礼にフェアリーランドへ招待するコトにしたんだ~。
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でね、ここからが大事なの!
「助けてくれたお礼に、願いをひとつ叶えてあげる♪」
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願い……あ、そうか。
それで、真が小さくなるんだな?
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えへへ、そう! 人間の真がそうお願いしたから、
アタシたちは妖精の国で一緒に遊べるんだよね。
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でもさ、「小さくなって一緒に遊びたい」……って、
なんかカワイイお願いだよね?
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うん、そうだな。でも鳥の精霊としては、
すごく嬉しいお願いだったんじゃないかな?
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アタシもそう思った! 新しい友達にそう言われて、
精霊はすっごくうれしかっただろうな~って……。
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それに気づいたら、「あ、この役できるかも?」って
思ったんだよね~。
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それで、プロデューサーは何かないの?
精霊に叶えてもらいたい、願いごと!
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精霊に叶えてもらいたい願い事か。
それじゃあ……。
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恵美に、今日の撮影をのびのびと楽しんでほしい。
それに尽きるかな!
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え、楽しむって……
プロデューサー、そんなことでいいの?
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そんな事なんかじゃないよ。プロデューサーとして、
なにより大切な願いだからな。
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緊張するのはしょうがないけど、気にせず楽しんで
ほしい。大丈夫、恵美なら絶対に上手くいく!
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プロデューサー……へへ。
うん、ありがとね!
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アタシ、今日の撮影も、思いっきり
楽しんでくるから! 期待しててよね♪
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(恵美は晴れ晴れとした笑顔で、撮影へ
向かっていった。作品の完成が待ち遠しいな……)