1
(屋形船ライブの後、まつり達は
灯籠流しをさせてもらった。……綺麗だったな)
2
プロデューサーさん。
こんなところにひとりで、どうかしたのです?
3
ああ、まつり。
もう着替え終わったんだな、お疲れさま。
4
プロデューサーさんも、お疲れさまなのです。
今日のライブ、姫はとっても楽しかったのです。
5
それなら良かった。……けど、まつりがいつもより
元気がないように見えたんだけど、大丈夫か?
6
ほ? 姫はいつも通り、元気いっぱいなのです!
もし姫がいつもと違うとしたら、それは……。
8
灯籠のゆらゆら揺れる灯りを眺めていたら、
なんだか心が落ち着いたのです。
10
灯籠の灯りが姫たちの願いを乗せて、どこか遠くへ
運んでいってくれる……ロマンチックなのです……。
11
願い事か……まつりにそう言われると、不思議と
本当に叶うんじゃないかって気がしてきたよ。
12
プロデューサーさんは、
どんなことをお願いしたのです?
13
そうだな……まずは、みんなが
楽しくアイドル活動を出来るようにって事と……。
14
みんなの健康祈願と、次のライブの成功と……
あれ、ちょっと欲張りだったかな。
15
そうなってしまうのも、仕方ないのです。
……けど、ひとつ忘れていることがあるのですよ?
16
忘れている事?
でも、他に願い忘れた事なんてあったかな……。
17
ほ? 違うのです。プロデューサーさんの
お願いごとは、もうとっくに叶っているのです。
18
だって姫たちは、毎日とっても楽しく
アイドル活動をしているのです。……ね?
19
まつり……そうだったな。
そう言ってもらえるなら、良かった。
20
はいなのです。だからプロデューサーさんの
代わりに、姫がお願いしておくのですよ?
21
いつまでもこんな毎日が、続きますように……って。