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(星梨花がとあるロックイベントに、ギタリストとして
出演が決まった。今はその練習期間中なのだが……)
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プロデューサーさん、どうしましょう。
このままだと、本番で失敗しちゃいそうです……。
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どういうことだ?
詳しい話を聞いてもいいかな、星梨花。
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はい……。今回のお仕事、カッコよくしなくちゃ
いけないのに、どうしてもダメなんです……。
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カッコいいお仕事ができるようになったんだ!って。
レッスン中も、つい嬉しくて……。
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笑顔に……。
いつもなら、それでいいって言うんだけど今回はなぁ。
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仮面のギタリストとして、
ミステリアスなところを見せるから……。
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はい……。だから、そういうお芝居だと思ってみたん
ですけど。今度は意識しすぎって怒られちゃって……。
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そ、そうか。うーん……少しずつでも、
カッコいい姿に慣れていくしかないかな……。
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カッコいいわたしに……。
慣れるって、どんなことをするんでしょうか?
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常に、本番と同じ状況を想定してみるんだ。たとえば、
練習の時も、本番の衣装とギターを使ってみるとか。
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あっ。そうですね! 練習でちゃんとできるように
していけば、本番でも同じようにできますよね!
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わあ~! プロデューサーさん、
なんだかうまくいきそうな気がしてきました!
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そうだ! せっかくなら、その間はお洋服や持ち物も
カッコいいものを用意してみるのはどうでしょうか?
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うん、いいと思うよ。星梨花が
自然にカッコよくふるまえるように、一緒に頑張ろう!
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えへへ、ありがとうございます♪
カッコいいギタリストになれるように、がんばります!
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(その後「星梨花が変だ」と、ちょっとした騒ぎに
なったが……本番は大成功! よかったな星梨花!)