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――スチームパンク映画 シークレットエピソード――
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納品かんりょ~!
ありがとねタマキ、手伝ってくれて!
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別に、当たり前だし……。それよりお客さん、
喜んでたね。どこに頼んでも直らなかったのにって。
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そりゃあ私にかかれば、蒸気式自動掘削アーンドお掃除
アーンド肩もみ機の修理なんて、指先ひとつだからね!
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使用人ロボのメンテもしたから、お礼もはずんで
もらえたし。帰りに夕飯買ってこっか。何がいい?
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悪かった! ここ最近のご飯は肉まんばかりで
ほんっとーに悪かった!
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でも、おかげでおいしい肉まんレシピも編み出せたし?
肉まん製造機も調子よさげだしね?
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そうだ、セリカの屋台に寄っていこっか! そんで、
一緒に何か見繕って……お肉がいい? お魚がいい?
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肉まんが駄目とは言ってないよ、
おかげでセリカも仕事ができたんだし……。
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……アカネには、感謝してる。
私たちを、拾ってくれて。
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うそ、タマキが優しい。おまけに可愛い!
これが思春期ってやつ? もっかい言って!?
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し、知らないよ! 別にいつも通りだし!
それより、広場行くんでしょ!
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あ、そだね。でも、もっかい言うのは
道すがらでもいいんだぞ♪
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ていうか私もさ、感謝してるからね? 人間の家族が
できるなんて、思ってなかったし……、え?
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アカネというのは、お前だな。
今すぐに来てもらおう。
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ハァ、ハァ……。アカネ、今の、
政府のロボットだよね? どうして?
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すぐに追いつかれるな……。
タマキ、これを!
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奴らはこれがなきゃ私に手出しできない。
誰にも見せないで。隠してて!
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逃げても無駄だ。おとなしく従え。さもなくば……
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オーケーオーケー、降参だよ。今行くってば。
……タマキ、私は大丈夫だから。セリカにも伝えてね。
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(ごめんタマキ。でも、いつか絶対、帰るからね。
タマキもセリカも、私の家族だから。……ね?)