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お疲れさま、百合子。
どうしたんだ? ぼーっとして……。
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私……まだ、なんだか信じられなくて……。
あんな素敵なステージに、立ってたなんて……。
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ひょっとして私……本で読んだことを、現実だって
勘違いしちゃってるんじゃないでしょうか!?
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いいえ! いいんです、プロデューサーさん。
たとえこれが、儚い夢や幻だったとしても、私……!
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それでもいいって思うくらい、素敵な景色でした!
華やかなステージ、満員のお客様、大きな歓声……。
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あんな素敵なものが見られたんです。本当の私が、
ダンスを間違えてばかりでも、生きていけます……!
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うん、一回落ち着こう。それに、今日、
百合子がステージに立っていたのは、現実だからな。
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えっ……ほ、本当なんですか!?
私の妄想じゃなかったんですか?
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本当だよ。今日のステージは、ちゃんと、
百合子が現実の努力で作ったんだ。
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だから百合子も、ちゃんと頑張った自分のこと、
少しくらいほめてあげないと。
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そして、もっと自信を持っていこう。
百合子には、人一倍、強い想いがあるじゃないか。
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あ……ありがとうございます、
プロデューサーさん……!
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私、歌もダンスももっともっと練習して……この感動を
みなさんに伝えられるよう、これからも頑張りますね!