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(百合子が主演した特撮番組『アイドルヒーローズ』は
子どもだけでなく、大人にも評判がいいみたいだ……)
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プロデューサーさん、お疲れさまです。
あっ。それ、もしかしてアイドルヒーローズですか!?
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お疲れさま、百合子。
うん、ちょっと映像をチェックしてたんだ。
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そうなんですね!
あの、私もいっしょに見ていいですか?
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ああ、構わないよ。
見どころは、百合子の方が知ってそうだしな。
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そんなことないと思いますけど……あっ! 見て
くださいプロデューサーさん、このシーン!
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これは……飛行機の、翼の上で戦闘するシーンか。
うん、迫力があるな!
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火薬が思ったよりたくさん爆発して、
大変だったんですよ! 懐かしいな~。
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あっ、ダークセーラー! やっぱりカッコいいな~。
……こうして見ていると、色々思い出しますね♪
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そうだな。
百合子も紗代子も、全力で取り組んでたもんな。
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特撮番組って聞いた時は、すごく不安でしたけど……
でも、昔のことを思い出して、がんばりました♪
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ほら、プロデューサーさんが学園祭で
私をスカウトしてくれたとき、言ったじゃないですか!
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『君がヒロインとして、物語の伝道師になるんだ!』
って。……ヒロインじゃなくて、ヒーローですけど。
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ああ、そうだったな。
けど百合子、細かいところまでよく覚えてるな……。
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そんな大切な言葉、忘れるはずがありませんよ!
私がアイドルになった、最初の1ページですからね♪
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あのとき、プロデューサーさんがそう言って
くれたから、私はマイティセーラーになれたんです!
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つまり私がヒーローを演じられたのは、
プロデューサーさんのおかげなんですよ?
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そうだな。きっかけは、そうかもしれないけど……
結果は、百合子の努力あっての事だからな。
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あの、プロデューサーさん。私、
ヒーローとして……物語の伝道師になれましたか?
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ああ、もちろん。『アイドルヒーローズ』の物語、
ちゃんと伝わってきたよ。
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本当ですか!? よかった……
それが聞けて、ホッとしました。
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私、これからもマイティセーラーとして、
たくさん物語を伝えていきたいです!
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だから、プロデューサーさんがピンチに
なったときは、もちろん、一番に駆けつけますね♪