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(LOVERS HEARTの演劇公演の
台本読みが開始され、数日が過ぎた頃……)
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なるほど、なるほど……その気持ちは理解できます!
とはいえ……うーん……。
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お疲れさま、亜利沙。
まだ残って台本を読んでたのか?
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あっ、プロデューサーさん!
お邪魔でしたら、すぐにどきますが……!
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いや、大丈夫だよ。
それより、何か悩んでるのか?
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何かを大好きな女の子達の話だし、亜利沙は
シンパシーを感じる役柄かと思ってたけど……。
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あっ、それはそうなんですよ! ありさ、役柄に
親近感を覚えまして……とってもうれしかったんです!
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そうか。だとすると、普段の性格と近いから、
逆に演技として難しいとか……?
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それもありますけど……今回のお話は、
自分の好きな作品の同人誌を作る、熱い人達の話です。
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ありさにはわかるんです! 彼女たちは、本気で
この作品を……ゲームやマンガを、愛していると!
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ただありさは、ゲームやマンガについて、造詣が
深くありませんし。お芝居も上手というわけでは……。
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中途半端に演じてしまっては、同じオタクとして
失礼なんじゃないかと……。
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そうか。でも、大丈夫なんじゃないかな? 亜利沙は
そういう人達の気持ちを、よく知っているし……。
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その上で、真剣に役と向き合おうとしている。
だったら失礼になる事なんて、ないはずだ。
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プロデューサーさん……。
はいっ、ありがとうございます!
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ありさ、ちょっと怖かったのかもしれません。お芝居で
自分の考えていることが、伝わるのかどうか……。
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今の亜利沙なら、その熱意は必ず伝わるよ。
俺はそう思う。だから、自信を持とう!
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自信ですか……わ、わかりました!
ありさ、自信もってがんばりますぅ!