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(『STARDOM ROAD』の稽古が始まった。けど、
台本を渡してから、海美の元気がない気がする)
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お疲れ様、海美。
少し、話したいんだけど……。
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うう~……。
なんかなんか……モヤモヤする~!
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えっ、プロデューサー!?
どうしたの、そんなに驚いて……?
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いや、それはこっちの台詞なんだけど……。
海美が悩んでるみたいだから、気になって。
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あっ、ごめーん!
私、そんなに顔に出てた? えへへ。
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あのさ、プロデューサーに
聞きたいんだけど……。
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自分は一生懸命がんばってるんだけど、それでも
相手とすれ違っちゃう時って、どうしたらいいかな?
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うーん?
お芝居のことっていえば、そうなのかも……?
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自分ががんばればがんばるほど、
がっかりする人や、悲しむ人がいたりするでしょ?
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そうじゃなくて……みんなで、
なんかいい感じになれないのかなぁって。
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そうだな……。海美が考えているようにするのは、
正直難しいかもしれないな。
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どうあれ、みんな同じ評価を受けるなら、
努力しなくても良くなる……というか。
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そっか。それって、私……ううん、
織姫がもっともっとがんばっても、無理なのかな?
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無理というよりは、無謀かもしれないけど。
でも、無駄な事ではないと思うよ。
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人の心を動かすっていうのは、
それだけすごい事だから。
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う、う~ん? プロデューサー……
ますます、わかんなくなってきちゃった~!?
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あはは……。あまり考えなくても大丈夫だよ。
海美は海美らしく、まっすぐ突き進もうって事だ!
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あっ、それでいいんだ!?
だったら任せて! 私、得意中の得意だから☆
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私は私らしく……うん! なんかスッキリしたかも!
プロデューサー、ありがとーっ!