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STARDOM ROAD[Ⅰ] 高坂海美

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(『STARDOM ROAD』の稽古が始まった。けど、 台本を渡してから、海美の元気がない気がする)
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お疲れ様、海美。 少し、話したいんだけど……。
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うう~……。 なんかなんか……モヤモヤする~!
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わっ!?
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えっ、プロデューサー!? どうしたの、そんなに驚いて……?
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いや、それはこっちの台詞なんだけど……。 海美が悩んでるみたいだから、気になって。
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あっ、ごめーん! 私、そんなに顔に出てた? えへへ。
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あのさ、プロデューサーに 聞きたいんだけど……。
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自分は一生懸命がんばってるんだけど、それでも 相手とすれ違っちゃう時って、どうしたらいいかな?
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すれ違う……今回のお芝居の話か?
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うーん? お芝居のことっていえば、そうなのかも……?
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自分ががんばればがんばるほど、 がっかりする人や、悲しむ人がいたりするでしょ?
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そうじゃなくて……みんなで、 なんかいい感じになれないのかなぁって。
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そうだな……。海美が考えているようにするのは、 正直難しいかもしれないな。
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どうあれ、みんな同じ評価を受けるなら、 努力しなくても良くなる……というか。
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そっか。それって、私……ううん、 織姫がもっともっとがんばっても、無理なのかな?
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無理というよりは、無謀かもしれないけど。 でも、無駄な事ではないと思うよ。
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人の心を動かすっていうのは、 それだけすごい事だから。
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う、う~ん? プロデューサー…… ますます、わかんなくなってきちゃった~!?
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あはは……。あまり考えなくても大丈夫だよ。 海美は海美らしく、まっすぐ突き進もうって事だ!
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あっ、それでいいんだ!? だったら任せて! 私、得意中の得意だから☆
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私は私らしく……うん! なんかスッキリしたかも! プロデューサー、ありがとーっ!
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