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(今回の公演が終わった。メインアクトの育達は、
素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたな!)
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プロデューサーさん! 今日のライブ、どうだった?
お客さん、楽しんでくれてたかな……?
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お疲れさま、育! もちろんだ。お客さんみんな、
すごく楽しそうで、最高のライブだったぞ~。
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わたし、今日は絶対、
一番になりたいって思ってたけど……。
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でもその前に、
お客さんが楽しくなかったらダメだもんね?
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そうか。環や桃子との競争だけじゃなく、ちゃんと
お客さんの事も考えてたんだな。えらいぞ~、育。
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えへへ……。
あ、でも、わたしがえらいんじゃなくて。
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桃子ちゃんが教えてくれたことを、
思い出したんだよ。
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わたし、初めてのステージで……
終わったあと泣いちゃったの、覚えてる?
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そうしたら桃子ちゃんが、「プロでしょ、
自分で判断しないといけないよ」って言ったの。
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そんな事もあったな~。デビューしたばかりの育には、
厳しい言葉だったと思うけど……。
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うん。その時は、わたしも
よくわからなかったんだけど……。
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あとになって、そのとおりだなって。
桃子ちゃんはすごいなって思ったんだ。
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そうか~。だから今日は、自分の事じゃなくて、
お客さん達の事を聞いたのか?
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うん。わたし、がんばったから!
でも、お客さんはどうだったかなって……。
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それにね、桃子ちゃんがきびしいことを言うのは、
わたしのことを考えてくれてるからだと思うんだ。
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環ちゃんも、わたしや桃子ちゃんのこと、
たくさんたくさん、応援してくれるでしょ?
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だからわたしも、ふたりみたいにがんばりたい。
追いつきたいって、あの時からずっと思ってるの……。
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うん。その気持ちがあれば、育はきっと、
すごいアイドルに成長できると思うぞ~。
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ほんとう?
ありがとう、プロデューサーさん!
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わたし、がんばる!
だから……これからも、よろしくね♪ えへへ……。