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(とあるオフの日。朋花を誘って足湯へ向かった。
足湯は、長い石段の先にあった……)
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プロデューサーさん、紅葉が綺麗ですよ~。
空気も澄んでいて、素敵な景色ですね~。
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どうしたんですか~? そんなに息を切らして……。
まさか、疲れたなんて言いませんよね~?
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す、すまん。運動不足で石段を上るのも、
やっとなんだ……。朋花は、平気そうだな?
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ええ、これくらい大したことはありません~。
ですが、困ってしまいましたね~。
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せっかくのお出かけで、
私なりに張り切ってきたのですが……。
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そのように疲れた顔をされては、
楽しい気分も、どこかに行ってしまいます~。
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あ……すまん。疲れた顔はしないって約束するよ!
朋花の楽しみを、台無しにしたくはないからな。
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ええ。わかればいいんですよ~。貴重な聖母の休みを
共に過ごしているという自覚をもってください~。
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そうだよな……。ここの足湯は、評判がよくてね。
きっと、朋花の期待に応えられると思う。
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そうなんですか? それは楽しみですね~。
あっ。見てください、プロデューサーさん。
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紅葉がひらひらと舞って……。
とても幻想的な風景ですね~。……本当に綺麗です。
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そうだな……。今日の朋花は、
なんだか歳相応の女の子って感じがするな。
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ふふっ、おかしなプロデューサーさんですね。
今日の私は、聖母ではないと?
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ああ。でも、たまにはいいんじゃないか?
そういう日があって。聖母にもオフは必要だからな!
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……うふふ。そんなことを言って、
今、休みたいのは、あなたの方ですよね~?
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これだけ会話ができるなら、休憩は終わりです。
さあ、行きますよ、プロデューサーさん~。
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「疲れた顔はしない」……確かに聞きましたよ~。
聖母との約束、忘れないでくださいね~♪ ふふっ。