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(温泉旅館での朋花のライブは大成功だった。が……。
まさかその後で、あんな事態が起きるとは……)
2
うふふ、昨晩のプロデューサーさんは、
顔を真っ赤にして、情けない姿でしたね~。
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ああ、本当にすまなかった……。
まさか朋花が入ってるなんて思わなくて。
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わかっていますよ~? あれは単なる事故。
プロデューサーさんに非はありません~。
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ふふっ。それでプロデューサーさん、
温泉はたっぷり堪能できましたか~?
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もちろん!
朝風呂も入ってたけど、気持ちよかったよ。
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それならよかったです~。せっかく温泉にきたのに
ゆっくり寛げないのでは意味がありませんから。
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聖母に尽くすということは、
命を削ってまで働き続けることではありません~。
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盲目的な忠誠は素晴らしいですが……たまには、
自分のことにも目を向けてあげてくださいね~。
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耳の痛い話だな……。
でも、心配してくれてありがとう。肝に銘じておくよ。
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うふふ♪ そうしてください~。
本来ならば聖母の施しは、子豚ちゃん達のもの……。
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望外の栄誉に預かったのですから、
これからも聖母のために奉仕してくださいね~。
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ああ、わかった。
それじゃ早速……朋花に提案があるんだ。
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わざわざそんな風に言うなんて……
よほどの内容なんでしょう。期待してしまいますね~。
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プ、プレッシャーが……。その、近くに老舗の扇子屋が
あるらしい。よかったら、帰りに寄ってみないか?
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まあ、及第点ですね~。どんな扇子に出会えるのか……
ふふ♪ それでは、道案内をお願いします~。