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(仕事の休憩に、屋上へ風に当たりにきたところ、
志保の姿があった)
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あ、プロデューサーさん。
何っていうか……なんとなく、星を見てただけです。
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この前、フェスの後に見た星空を……。
ちょっと、思い出していました。
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ああ、あの時の星空は凄かったよな!
ここからも、あんな風に星が見えたらいいんだけど。
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さすがに市街地だと、
あんなに綺麗には見えないんじゃないですか。
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本当に、凄く綺麗だったから……。
母と弟にも、見せてあげたかったかも。
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そうか……あ、それなら、次に同じような仕事が
あったら、家族を招待してみないか?
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家族を……?
それって、公私混同じゃないですか?
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いやいや、そんな事ないよ。
イベントにご家族を招待するのは、普通の事だし。
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もちろん、仕事はキッチリやってもらうから。
それならいいだろ?
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まあ……そういうことであれば。家族に仕事を
見られるのは、少し……恥ずかしいかもですけど。
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あ、でも、ちゃんとやりますよ。
浮かれているなんて、思われたくないので。
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はい。……あの、ありがとうございます。
今度、母と弟に話してみます。
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(家族を思う時、志保の表情は穏やかなものになる。
仕事にも、いい影響を与えてくれるだろうな)