1
なんか、違うんだよなー……。
えーっと……ここをこうして……。うーん……。
2
あれ、歩? ひとりで考え込んで、どうかしたのか?
よかったら、相談に……。
4
うわあっ!?
歩、どうしたんだ! 何かあったのか!?
5
えっ? あっ、プロデューサー!
え、え~と……ごめん、急に大声出して。
6
いや、それは別にいいんだけど……
何かあったわけじゃないのか?
7
い、いや~……。ちょっと、絵を
練習してみようかな~なんて……。あははっ……。
8
ほら、ロコって、自分のイメージを絵で伝えることが
できるだろ? それってすごいって思ったんだ!
9
ああ。レトロポップ公演も、ロコの絵で
みんなの方向性が一気にまとまったな。
10
だろ? アタシも、そんなふうにできたらって
練習してみたんだけど、全然うまくいかなくて。
12
そんなことはないぞ! 歩だって、ダンスでみんなに
自分のイメージを伝えることができるけど……。
13
最初から、そんなスゴイことができたわけじゃ
ないだろ? 練習を積み重ねた成果じゃないか。
14
そっか……そうだよな、簡単にはいかないか。
サンキュー、プロデューサー!
15
アタシも、もうちょっとがんばってみようかな。
と、その前に、ちょっと気分転換にダンスしてくるよ。
16
ああ。レッスンルームは誰も使ってないはずだから、
思う存分、体を動かしてくるといいよ。
18
(他のアイドルに影響されて、新しい事に挑戦する。
みんなと頑張れる環境があるから、できる事だな!)
19
(……それより、歩はどんな絵を描いていたんだろう?
えーっと……)
20
うわあああ~っ!?
絵、出しっぱなしだった~っ!!
22
プロデューサー、その絵は見ちゃダメっ!
それは失敗作だから、もっとうまくなってからっ!
23
わ、わかった。自信作ができたら見せてくれ!
楽しみに待ってるから!