音声再生は内部プレビュー専用です。本文はどなたでも閲覧できます。
1
(三国志をテーマにしたドラマに出演する、ひなた。
役作りのため、図書館で何冊か資料を借りてきた……)
2
プロデューサー、
今日は付き合ってくれて、ありがとうねぇ。
4
それならよかった。
しかし、たくさん本を借りてきたみたいだけど……。
5
うん。あたし、三国志って名前は聞いたことあるけど
どんなお話かは、あんまり知らないんだわ。
6
それに、あたしが演じる劉備さんは
今までに、いろんな人が演じてきたっしょや?
7
そんなにすごい役を、何も知らないで演じるのは
失礼なんじゃないかって思ってねぇ……。
8
なるほどな。
うん、確かにリスペクトは大事だな。
9
えへへ。あとね、作品を見る人の中にも、三国志の
世界が好きな人が、たくさんいると思うんだ。
10
その人達が、がっかりしないように……
あたしが、ちゃんと作品に向き合わなきゃって思って。
11
三国志ファンのことも考えて……。
ひなたは、すごいな!
12
すごくなんて……。劉備さんが、どんなことを考えて
生きてたのか、ちゃんと知りたいって思っただけだよ。
13
いや、素敵な考えだと思うよ。
ただ……その冊数を読むは大変じゃないか?
14
大丈夫だよぉ。台本を読んだだけで、
三国志の世界に引き込まれてしまったからねぇ。
15
きっと、あっという間だべさ。劉備さんが
どんな人なのか、知るのが楽しみだよぉ。えへへ♪
16
(ひなたの人を思いやる気持ちがあれば、きっと
素敵な劉備になるだろう。今から撮影が楽しみだな!)