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(新しいライブハウスでの公演後、『≡君彩≡』の
CDが完売。再プレスされる事になった)
2
(今日は可奈と、その販売イベントに来ているけど……
少し緊張しているみたいだな)
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きょ、今日は絶対失敗しないぞ~♪ 大丈夫だぞ~♪
……でもでも、挨拶の練習をしておこうかな?
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って、はれ? メモが……ない?
たしかカバンに……あああっ!?
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寝る前まで考えてて、机の上に置いてきちゃった……。
どどっ、どうしましょうプロデューサーさん!
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慌てなくても大丈夫だ。
開始までは、まだ時間があるし……。
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内容を思い出せなかったとしても、
今から新しく考えて、十分間に合うよ。
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そ、そうですよね。ほっ……。
この世の終わりかと思っちゃいました。
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珍しく、随分緊張してるんだな。
もう、前ほどしなくなってきたと思ったのに……。
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すみません……私も、ちょっとは慣れてきたかな~?
なんて思ってたんですけど。
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最近、亜利沙さんと恵美さんと、
3人でいっしょにいることが多かったので……。
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今日はひとりのお仕事なんだ……って思ったら、
急に、心細くなっちゃって……。
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なるほど、そういう事か。たしかに
ライブの前後は、ほぼ毎日3人一緒に行動してたしな。
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なら、そうだな……挨拶の内容を、
恵美と亜利沙に相談してみたらどうかな。
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えっ!? で、でも、ふたりとも
今日は別のお仕事なんじゃ……。
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あっちは朝からだったから、
そろそろ劇場に戻ってる頃だと思うよ。
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そ、そうなんですか。でも……うぅ……。
あの、やっぱり、ちょっと電話してみますっ!
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それじゃプロデューサーさん、いってきます!
『≡君彩≡』のCD、たくさん売っちゃいますよ~♪
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(さっきまでとは別人のようだな。きっとそれぐらい、
可奈にとって2人の存在は大きくなっているんだろう)