MLTD Archive(β)

孤島サスペンスホラー[館の女主人] 二階堂千鶴

音声再生は内部プレビュー専用です。本文はどなたでも閲覧できます。

1
(映画『誰ソ彼ノ淵』の撮影も終盤…… 今日は千鶴さん出演シーンの、最終日だ)
2
(美しくも妖しい館の女主人を演じる千鶴さんは、 今日も迫真の演技を見せている……)
3
お疲れさまです、プロデューサー。 あの……先ほどのわたくしの演技、いかがでしたか?
4
お疲れさまです、千鶴さん。ええ、それはもう…… 真に迫っていて、素晴らしかったですよ!
5
そ、そんなに……? なら、よかったですわ。 はぁ……。
6
千鶴さん? ……あの、もし何か 気になることがあるなら言ってください。
7
あまり頼りにはならないかもしれませんが、 俺は千鶴さんのプロデューサーなんですから。
8
プロデューサー……。 あの……笑わないで聞いてくださいまし。
9
自分でも、ありえないとは思うのですが…… その……。
10
わたくし、このままですと……ほ、本物の 女主人になってしまうかもしれませんわ……!
11
ええっ!? あの、どういう事ですか?
12
ええ。今回の撮影中、役柄のはずの女主人が、 乗り移ったかのように感じることがあって……。
13
わたくしには、彼女の考えていることや、これから 何をしたいのかが、全て理解できてしまったんです。
14
ですからわたくしは、わたくしではなく、 このまま、あの女主人になってしまうのかも……。
15
いや、それは役に入り込んでいただけで、 千鶴さんが女主人になってしまうなんて事は……。
16
ですが! 先ほどプロデューサーも、 真に迫っていたと……。
17
それは、千鶴さんの演技が凄かったからで……それに、 大丈夫ですよ。千鶴さんを女主人になんかさせません!
18
千鶴さんには、アイドルとして まだまだたくさん活躍して欲しいですから!
19
プロデューサー……そうですわね。 わたくしは、プロデューサーのアイドル……。
20
どのような役を演じても、わたくしはわたくし…… 二階堂千鶴ですわね! おーっほっほっ、ゲホッゴホ!
21
(自分が変わってしまったと錯覚するぐらい、役に入り 込める千鶴さんの才能。これからも見守っていこう!)
ホイールで拡大 / ドラッグで移動 / ダブルクリックで等倍ピンチで拡大 / ドラッグで移動