1
(人気作『アイドルヒーローズ』シリーズの撮影中、
千鶴さんは悪の怪人役として出演している)
2
おーっほっほっほ! 現れましたね、ヒーローズ!
あなたたちが来るのを待っていましたわ!
3
デストルドーの邪魔は許しませんわよ? だから……
このわたくしが、切り刻んで差し上げますわ♪
4
ふぅ……お疲れさまです、プロデューサー。
いかがですか? ここまでの、わたくしの演技は。
5
お疲れ様です。バッチリですよ!
悪役の演技が様になっていましたし……。
6
千鶴さんの演技のおかげで、
このキャラが人気キャラになるかもしれません。
7
ふふっ、ありがとうございます。
ですが……わたくしは、悪役ですわよ?
8
それもヒーローズの皆さんや、幹部役のエミリーと
比べ、目立つ立ち位置ではありませんし……。
9
立ち位置がそうでも、魅力的に見えましたよ。
悪役として、個性を感じるというか……
10
敵なのに、素のちょっと抜けた一面とかも、
ギャップがあって良いと思いました。
11
まあ! 嬉しいお言葉ばかり、ありがとうございます♪
そう言っていただけると、自信に繋がりますわ!
12
悪役ながら、どこか憎めない……そんな性格が、
わたくし自身も、とても気に入っているんですのよ。
13
なるほど、そうだったんですか。
そこが魅力的に映った、一番の要因でしょうね。
14
ええ。それに……少々おこがましい話だと思いますが、
わたくしにも、どこか似ていると感じるのです。
15
気高く、凛々しくあろうとしながらも、うっかり
居眠りしてしまうような、少し抜けたところ……。
16
ではなく! いざという時には堂々と、余裕を持った
振る舞いを見せるところに、共感を覚えまして!
17
ヒーローズと対峙するシーンですね! なるほど、
セレブとしての経験が演技に生きている、と。
18
はい。きっとこの子は、わたくしが一番上手に演じ
られる……そう思いながら、撮影に臨んでいますの。
19
それが、わたくしのやりがいです。その結果として、
沢山の方に気に入ってもらえれば、嬉しいですわね♪
20
(続く撮影で、千鶴さんはより切れ味を増した
演技を見せてくれた……さすがです、千鶴さん!)