1
(このみさんは新しい衣装で、切ない恋の歌を
歌い上げた。ファンの人達も聞き入っているな……)
2
うう、プロデューサー……
お、お疲れさま……グスッ。
3
お疲れさまです……
このみさん、泣いてるんですか?
4
つ、鶴の気持ちを考えながら歌ってたら、
どんどん切なくなってきちゃって……。
5
はぁ……ごめんなさい、ありがとう。
もう大丈夫よ。
6
本当にごめんなさいね。絵本のお話で泣くなんて、
私ったら、子どもみたいよね。
7
いえ……そんな事ないですよ。昔話で泣けるのは、
このみさんが、共感できる大人だからだと思います。
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それだけ気持ちがこもっていたからこそ、
お客さんも感動してくれたんだと思います。
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うん、そうね……ありがとう。
自分でも、ちょっとビックリしてるの。
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大切な人と離れなくちゃいけない、って
想像したら、胸がきゅうっとしてきて……。
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戻ってきて、袖にプロデューサーが
いるのを見たら、なんだかホッとしちゃったわ!
13
私の帰る場所は、ここにあるんだ、って。
ふふっ、なんだかおかしいわよね?
15
さぁ、メソメソするのは、おしまいにしなくちゃ。
もう大丈夫、いつものアダルティなこのみお姉さんよ!
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そうですね。でも、もしもこのみさんが辛くなる
ような事があった時は、遠慮なく言ってくださいね。
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え、ええ、そうね。
……もう、プロデューサーったら。
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でも、そうね。セクシーでアダルティなだけじゃなく、
みんなに、もっといろんな私を知ってもらいたいもの。
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ふふっ……ありがとう、プロデューサー!
これからもお姉さんの新しい魅力、見せてあげるわ!