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(これからPV撮影のリハーサル。着替え終わった
のり子は、コンセプトのチェックをしている……)
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ふむふむ……アタシの演じるウェイトレスが
夢の中で、小さくなっちゃうんだね。
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雑貨で遊んだり、お客さんにオススメしたり……。
オッケー、イメージ湧いてきたっ!
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ああ、よろしくな!
どの雑貨を選ぶかは、のり子に任せるって。
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えっ、アタシの好きなのでいいの?
うわっ、難しいな~! どれもカワイイんだもん。
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どっしりしてて、ピカピカで、パワフルで!
全部、アタシの好きな感じなんだよね。
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ひとつには絞れないか? のり子の好きなので
いいんだけど……ああ、だったら。
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のり子が選んだものを、買ってプレゼントするよ。
それなら、自分が一番好きなものを選べないか?
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えっ!? ホントに? 買ってくれるの?
プロデューサーが、アタシに……?
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って、それはそれで迷っちゃうよ! うーっ……。
……でも、決めたっ! このバイクのおもちゃにする!
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結構いかついのを選んだな……。
バイクっていうのは、のり子らしいけど。
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へへっ♪ だってカッコイイじゃん。
アタシ、おっきなバイクも好きなんだ!
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いつかはこういうゴツイので、
広い道を走ってみたいなって思うんだよね。
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なるほど、それがのり子の夢なんだな。
じゃあそのバイク、後で買っておくから。
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ホントにいいの?
えへへ……ありがとね、大事にする!
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うん。いつかはおもちゃじゃなくて、
本物の大型バイクにも乗れるといいな。
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そうだね! でも……。
今はアタシ、このバイク君で満足だよ?
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このバイク君に、アタシの夢を乗せて……。
アイドル街道をひとっ走り! なんてね♪
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はは、アイドル街道か……。
そういう事なら、俺も一緒に乗りたいな。
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ほら、プロデューサーなわけだし。
アイドルと二人旅って事で、どうだろう?
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あははっ、もちろん!
そしたらプロデューサーは、タンデムで……。
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あっ、やっぱり待ってっ!
それだと疲れちゃうか……長旅になるしね。
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すみませーんっ、このバイクのおもちゃ、
サイドカーってあったりしませんか~!?
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(夢へと向かうのり子の道を、支えていきたいな。
タンデムでも、サイドからでも!)