1
(『BATTLE OF THEATER』宣伝のため、
のり子がトーク番組に出演することになった)
2
(依頼を受けた当初は、
自由にやっていい、という話だったのだが……)
4
すみません! 上が大のプロレスファンでして……
どうしても入れて欲しい流れがある、と。
5
ええと……のり子がプロレス愛を熱く語りすぎて、
周りを困らせてしまう……ですか。
6
出演者たちから総ツッコミ、イジられる……
あはは! コミカルな感じですよね? いいですよ!
7
本気で引かれるくらい、熱く語っちゃって
いいってことですよね? まかせてくださいっ!
8
ありがとうございます! では……
打ち合わせは以上となります。よろしくお願いします!
9
のり子、本当によかったのか?
最初の話と違うし、断ることもできるぞ。
10
大丈夫! 言ったでしょ? ブックがあるなら
あるなりに、しっかりこなすのが一流だって。
11
見ててよプロデューサー……
アタシのビッグマッチを! ……なんてね、へへっ。
13
いや本当に凄かったんですよ、あの決め技!
ちょっと立ってみてください、こういう感じで……
14
なるほどね、こういう……って、なに技かけようと
してんの!? ダメダメ! 死んじゃう死んじゃう!
16
ちょっと福田ちゃん、落ち着いてよ~……
熱すぎて、みんな置いてけぼりだって!
17
ああっ、ごめんなさいっ! でも、プロレスファンの
同志たちに、熱くないアタシは見せられないし……。
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それに、こんなチャンスなかなかないですから!
今日は全員、プロレス好きになるまで帰しませんよ!
19
ヤバイぜ!? 俺たちは鳴らしてしまったんだ……
試合開始のゴングを!
20
プロレスってね、人間なんですよ! 喜びも、
悔しさも、意地も……全部、リングの上にあるんです!
21
もう、とにかく一回、見に行きましょうよ!
この後、ここにいる全員で! チケット取りますよ!
22
(その日、のり子の異様な熱さは、局のお偉いさんにも
大好評だったらしい……試合終了、完全勝利だーっ!)