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静かな喧騒、異常な日常 真壁瑞希

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(今日は『BATTLE OF THEATER』連動ドラマ いわゆる学園異能バトルの撮影に来ている)
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(本番前に瑞希の様子を見に来たけど、 集中しているみたいだ……邪魔をしないでおこうか)
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……はっ。このクールでありながら、 温かみのある視線は……プロデューサー。
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ナイスタイミングです。ちょうど、話がしたいと 思っていたところでした。……以心伝心。
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お、おお。 もちろんいいけど、何の話だ?
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作品についてです。考えてみたところ、この作品は、 キャラクター同士の関係性が大切なのではないか、と。
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そうだな。多くの作品にも当てはまる事だけど、 よりその傾向が強い気がする。
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私こと瑞希にとって、関係性が深い相手はふたり。 ……ひとりは、ジュリアさん。
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深青書院を裏切って姿を消した彼女に、瑞希は 複雑な思いを抱いているようで……もにょもにょ。
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エージェントとしては許せない相手だけど、 心のどこかで憧れている……そんな関係だったな。
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はい。瑞希のキャラクターに深みを与えてくれる 関係です。そして、もうひとりが菊地さん。
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瑞希は新たに結成された組織『セクター・ゼロ』に、 凄腕のエージェントとして招かれるのですが……。
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そこで、かねてよりライバル関係だった菊地さんと、 バディを組むことになります。……ドキドキだぞ。
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緊張感があるよな。今回のストーリーのメインになる、 重要な関係性だし。演技は難しそうか?
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いえ、大丈夫です。ライバル時々バディというのは、 いつもアイドル活動でやっていることですから。
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それに、菊地さんはきっと、完璧に仕上げてくるはず。 私はそれを信じて、ぶつかるだけです。
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背中を預ける相手……バディを信じること。 それが、バディものの鉄則ですから。……ぶい。
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なるほど……うん、何も心配いらなそうだな。 本番、楽しみにさせてもらうよ!
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ありがとうございます、プロデューサー。 考えが整理できました。どうか、見ていてください。
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―深青書院、談話室にて―
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私が、『セクター・ゼロ』に? ……いえ、それが任務なら従うだけです。
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……は? 私が、菊地さんとバディを? なぜ……? ひとりの方がやりやすいのですが……ううむ。
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私は私のやり方で、やらせてもらいます。今まで ずっとひとりでした。今更バディなんて……邪魔。
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(冷徹、冷静なエージェント、瑞希。その凍てついた 心が、どう変わっていくのか……見どころだな!)
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