MLTD Archive(β)

幸福のかおり 篠宮可憐

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(可憐と買い物に出かけた帰り際、 サプライズで、バレンタインのチョコをもらった……)
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わざわざ用意してくれたのか。 ありがとう、可憐。家でじっくり味わうよ。
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こ、こちらこそ……受け取ってくれて、ありがとう ございます……! わ、渡せて……よかったぁ。
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このまま……渡せなかったら、どうしようって……。 私、ずっと心配で……。
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そうだったのか。……あっ! それじゃ、途中からソワソワしてたのは……。
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は、はい……。じ、実は何度も、チョコを取り出そうと したんですけど、タイミングが悪くて……。
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そうか……。気づけなくて、ごめんな。 もう少し気遣えればよかったんだけど……。
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い、いえ……! 元はと言えば、私が…… なかなか勇気を出せなかったのが、原因ですから……。
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やっぱり……バレンタインの贈り物って、 緊張しますね。いつもより何倍も、勇気が必要で……。
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そ、それに、今回のチョコは…… その……ち、ちょっと頑張って作ったので……。
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えっ?
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あっ……! い、いつも頑張ってないとかじゃなくて ……今回は、特別に頑張ったというか……。
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プロデューサーさんに渡すものだから…… 日頃の感謝とか、ちゃんと伝えたいなって……。
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お、お店のより、劣るかもしれませんけど…… 一応、材料にもこだわったりして……。
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そうなのか! たくさん可憐の気持ちを込めてくれたんだな。
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は、はい……。チョコの香りは、幸福感や安心感を 与えてくれて……リラックス効果もあるんです……。
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その……いつもお仕事でお忙しいと思うので…… 少しでも、気分転換になればなと思って……。
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そこまで考えて作ってくれたのか……。 嬉しいよ、可憐。本当にありがとうな。
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プロデューサーさん……えへへ。 喜んでもらえたみたいで……私も嬉しいです……♪
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き……今日は、最高のバレンタインになりました。 私こそ、幸せな時間をありがとうございます……♪
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(帰宅後、可憐のチョコを食べた。可憐のように 優しい甘さが広がって、日頃の疲れが取れた気がした)
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