1
(たまたま立ち寄った本屋に、可憐がいた。
何か、悩んでいるみたいだけど……)
2
うう……ど、どうしよう……。
こ、この本で、いいんだよね……?
3
絵も綺麗だし、面白そうだけど……主人公の名前が、
『可憐』って……き、気にしすぎかなぁ……?
4
で、でも、せっかく薦めてくれたんだし……。
あ……そ、そうだ。他の本と一緒に買えば……!
5
お疲れさま、可憐。
さっきから何を悩んでるんだ?
6
え……? ひ、ひゃあ!?
プロデューサーさん……!
7
あ、ごめん。
驚かせるつもりはなかったんだけど……。
8
ど、どうして、プロデューサーさんが
ここに……。
9
たまたま立ち寄っただけだけど……
それより、何か悩んでるのか?
10
あのっ、だ、大丈夫です……。大丈夫ですから、
その……き、気にしないでください……!
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そうか? わかった。それにしても、
珍しいところで会ったな。本を買いに来たのか?
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は、はい……。
本っていうか、マンガですけど……。
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せ、先日のお仕事が、きっかけで……。
少女マンガを、よ、読んでみたくなって……。
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まつりさんとか、真さんとか……
み、みんなに、いろいろ紹介してもらったんです……♪
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へぇ、いいじゃないか。それじゃ今日も、
誰かにオススメしてもらった漫画を探しにきたのか?
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は、はい……。今日は、小鳥さんが
薦めてくれたマンガを……あっ。
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音無さんが薦めてくれたなら、間違いないな!
へえ、これか。どれどれ……。
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あ、あの! 少女マンガなので……っ
プロデューサーさんは、見ちゃダメです……!
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(後で音無さんに聞いたら、主人公の名前が偶然にも
『可憐』だったらしい。気恥ずかしかったのかな……)