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(今日は、始球式の仕事で昴と野球場に来ている。
昴はピッチャーとして、マウンドに立つ予定だが……)
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うわー、スッゲー!? なあプロデューサー、
ホントにここで投げてもいいのか!?
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もちろん、思いっきり投げてくれ。
始球式の仕事だからな。
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この前のファッションショーに出てから、野球の仕事が
どんどん増えてきてるよな~。へへっ、嬉しいぜ♪
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『今日のピッチャーは、アイドル・永吉昴選手!
得意なボールはスライダーです!』……なんてな♪
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はは、上手いじゃないか昴。
ファッションショーの仕事、頑張ってよかったな。
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うん。衣装のテーマが『野球観戦デート』って
言われた時は、「オレが!?」ってビビったよ~。
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あの時は、モデルなんてハズいって思ったけど……
思いきってやって、よかったぜ♪
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オレ、家に帰ったら絶対に父さんや兄ちゃんたちに
自慢する! ありがとな、プロデューサー♪
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俺の力じゃない、昴が自分で頑張った結果だよ。
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へへ、そっか! じゃあもっとすごいコトするには、
オレがもっともっと頑張ればいいんだな?
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オレが、今よりもっとすごいアイドルになったら、
球界とアイドル界を繋いだりとかできちゃうかも……。
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いい夢じゃないか。
じゃあ俺は、それを手伝わせてもらう事にするよ。
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ホント!? プロデューサーが手伝って
くれるなら、もう叶ったみたいなもんだよな~!
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はは、気が早いな。ひとつひとつ積み重ねていこう。
まずは今日の始球式、任せたぞ!
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もちろん!
バッチリ三振取って、みんなをアッと言わせてやるぜ!
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それじゃプロデューサー、見ててくれよな!
オレのスライダーの威力はすごいんだぜ!
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(その後、昴のスライダーは大いに会場を沸かせた。
昴ならきっと、夢を叶えられるはずだ……!)